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<Cafeの空耳>文庫本



                 <Cafeの空耳>                 

                     文庫本


沖縄からの帰りの飛行機、僕の席は左三座席の通路側だった。
窓側にはスーツ姿の30歳ぐらいの男性が座り、真ん中の僕の隣には女子大生らしき子が座った。
僕は(ラッキー!)と心で叫びながらも、どこか心ここにあらずだった。
飛行機は定刻よりも5分程遅れで動きだし、滑走路に待機した後ジェット・エンジンが唸りを上げ始めた。
その時僕の落ち着きのない理由が明らかになった。
それは僕が飛行機のテイク・オフから安定高度までの急上昇が恐怖であり,吐き気をもよおすほど肉体的にも負担を感じるからだ。
僕は恐怖心から逃れるため、バックから文庫本を取り出し開いていた。
そしてエンジン音が金属音に変わりだすと、加速度のGが体に圧しかかり座席に押し付けられた。
それから足元が突然すくい上げられたかのようにふわっと浮き上がると、まるで内臓だけが地上に置き去りにされたような感覚に陥りだす。に、幽体離脱体にGがより圧し掛かった。
僕は必死に文庫本の活字を追うが、Gを受けている頭では活字を追うのがせいいっぱいで、文章を理解するまでには至っていなかった。
それでも気を紛らわすためと、人に怖がっていることを悟られないために必死で活字を追った。
そして忍耐の数分が経過し、ふっと飛行機が安定飛行に移ると、僕は小さくため息をつき顔を上げた。
すると、隣の女子大生らしき子と窓側の男性さえも文庫本を広げていたのだ。
まさかこの二人も、僕と同じ理由で本を開いている分けではないとは思ったが、なんだか笑みが込み上げてきた。
確かに文庫本は旅には欠かせないアイテムであり、誰もが持参してるとは思うが、横並びの三人がそろって文庫本を開いている姿は、中々見かけたことがなく、最近は、たまに乗る電車などでさえスマフォに目を落とす人ばかりで、漫画や本を読んでいる人が圧倒的に少なくなっている。
そんなこともあり、それはとても新鮮な光景でもあったのだ。
僕は基本的にはハード・カバーの本が好きなのだが、この縦15cm横11cm足らずの片手に収まるほどの小さな文庫本。
このロマンが凝縮された世界がたまらないのだ。

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| Walkin' | 11:06 | comments(0) | - |
cafeの空耳<79>ケチャップのルーツって?
 
    
  

      


              cafeの空耳<79>

          ケチャップのルーツって?


今やアメリカのファストフードは世界を席巻している。
お陰で世界の主要都市であのMのマークは、食に困ったツーリストにとって頼みの綱になっている。
旅先でもMのマークじゃ〜ちと問題だし寂しいがね。
しかし不思議なことに、そのアメリカの主要輸出品のファストフードのもとがアメリカ産ではないのが面白い。
ハンバーガーはドイツ生まれだし、フレンチ・フライ(フライド・ポテト)はその名の如くフランス系ベルギー料理だ。
その上「ケチャップ」発祥の地は、なんと中国の福建省であり、魚から作る魚醤の方言だったのだ。
それは今から約500年ほど前、南シナ海に面する福建省は中国海運業の拠点だった。
そして、船乗りは移民も乗せペルシャやマダガスカルまで航海し、東南アジヤ全域に運んだ。
やがて彼らは、メコン川流域でカタクチイワシの魚醤に出会った。
この調味料はベツナムではニョクマム、タイではナンプラーと呼ばれていたが、福建省の船乗りはこれを福建語で「ケチャップ」と呼んだのだ。
そして1600年頃になると、香辛料や織物、磁器を求めて東南アジアを訪れたイギリス人が魚醤のうまみに目覚めた。
イギリス料理の味気なさを考えれば、彼らが癖の強い魚醤を好んだのは意外だがね。
しかし輸入品は高価だったため、イギリスやアメリカでは手作りレシピが出回りはじめた。
そして、19世紀に入るとイギリスでは、ケチャップと呼ばれた魚醤の原料である魚とキノコにトマトが入ったが、1850年代半ばにはレシピから完全に魚は姿を消した。
こうして19世紀末には、アメリカではケチャップが甘くなったのだ。
それは保存性を高めるため、ハインツなどのメーカーが砂糖を大幅に増量したためだ。
こうして今の甘酸っぱいケチャップが誕生したのだ。
ケチャップは意外なルーツを持っていたんだね〜。

<ニューズウイーク参照>

   
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| Walkin' | 11:27 | comments(0) | - |
Cafeの空耳<55>なでしこに多大なる報奨金を!


            Cafeの空耳 <55>

       なでしこジャパンに多大なる報奨金を!


やっぱり!なでしこジャパンについて書くっきゃないか!
   快挙<胸のすくような、立派で勇ましい行い>
快挙とはまさしくこのことだよね〜!
そして何が凄いって、いままで一度も勝ったことのないドイツ、アメリカに勝っての優勝。
それも一大会の中で、この両国に勝てたのは奇跡に等しいのだ。
しかし、奇跡といってははなはだ失礼なほど、なでしこは進化していた。
パスの速さに正確さ。それにスタミナと粘り強さも。
2−1でアメリカにリードされた時は、さすがにやはり無理かとあきらめた。
しかし、あの沢の同点弾!
あの時、両こぶしを握り締めながら、喜び勇んでジャンプした沢の大腿四頭筋の美しさが目に焼きついた。
そしてなんといってもPK戦のあの落ち着き。
全員が笑顔で挑んだ。
あんなチームは男女問わず見たことがない。
結果、守護神海堀の巧セーブを引き出し、宮間の遠藤ばりの人を食ったシュートにつながり、最後の熊谷のビューティフル・シュートとなった。
あの熊谷の左上に決めたシュートは凄い!決め球にあそこに打てる人は、男女問わず皆無である。
この朗報は、まさしく今の日本に必要不可欠なものとなり、経済効果はいかばかりか。
政府は、多大なる報奨金をなでしこジャパンに授与してほしい。
最低でも一人に一千万は与えてほしいものだ。
国民栄誉賞との声もあるが、違う!報奨金だ!
プロ・スポーツ選手には、なによりも今後の糧となるからだ!
それにこれからプロを目指す子供達にもだ!
ちと興奮したが、お許しを・・・
しかし、ほんと驚いたね〜!
                         by Hide
| Walkin' | 15:00 | comments(0) | - |
Cafeの空耳 <53> 惨敗錦織圭


                                          Cafe の空耳 <53>

            惨敗!錦織圭にもの申す


テニスの全仏が本命のナダルの優勝で終わり、興奮冷めやらぬままウインブルドンが既に始まっている。
先日もテニスの話をしたので、興味のない方にはつまらないだろうが、どうしても腹の虫が治まらないのでまた書きます。
しばしお時間を拝借。
それは日本男子テニス界で、唯一世界に通用する希望の星である錦織圭(にしこりけい)のことです。
もう21歳になったが、10代の頃から頭角を現し注目されていた選手なのだが、フィジカルが弱く、たびたび怪我に泣かされてきた。
しかし20を過ぎ、年齢からもかなりフィジカル面は強化され、今回のウインブルドンは完全復活に近い状態と聞き、期待を持ってテレビにかじりついた。
しかしそこにいたのは、なんの成長もみられない錦織圭であり、むしろ醜態をさらけ出した。
僕はあまりの腹立たしさに、深夜自棄酒をあおるはめになった。
それは錦織の情けない態度のせいだ。
相手のオーストラリアのヒューイットが闘争心をむき出しにするタイプだけに、より錦織の情けなさが際立った感はあるが、そこを差し引いても奴には覇気を感じない。
だいたいチェンジ・コートのときの、あのうつむいた歩き方はなんだ!
負けていようがどうしようがプロは胸を張れ!
あんな態度を見せている時点で、既にヒューイットに負けているし、応援している人達にも失礼である。
フィジカルは少し強くなったとはいえ、メンタルがまったく弱い。
少なくとも、そう見せてしまう時点で相手にアドバンテージをプレゼントしている。
コーチも技術だけでなく、普段の態度というか、プロ意識も教えてほしいものだ。
結局錦織には、まだまだ世界で戦うフィジカルもメンタルも乏しいことがはっきりと分かってしまった。
今後に期待はしているが、テニスの世界ではもう21歳。
はてさてどうなるものやら?
それにひきかえ、女子の新鋭土居美咲の活躍はどうだ!
予選からの勝ち上がりで、なんと本線二回戦を突破してしまった。
その内容もすばらしい勝ち上がりで、160cmに満たない体からのストロークの強さ、なんといってもサウスポーのサービスもフォアのクロスもすばらしい。
それと、メンタルの強さもすばらしい!
錦織よ!土居を見習え!
杉山引退の後、森田あゆみが力をつけてきたが、またまた将来が楽しみな女子が出て来たもんだ。
それと、負けはしたがクルム伊達が、故障上がりとはいえビーナス・ウイリアムスに善戦したこともいちおう書いておこう。
40歳、凄いね。
テニスの世界では、日本人はやっぱり女子しか通用しないのが寂しいねえ〜

                                  
 by Hide                    
| Walkin' | 13:44 | comments(0) | - |
Cafeの空耳 <52>ムーン・ボー



             Cafeの空耳  <52>

             ムーン・ボー


ハワイ諸島の北西に位置するカウアイ島は、ハワイ諸島で最初にできた火山島である。
ハワイ諸島は太平洋プレートに乗っているため、今でも北西に年に8cmほど移動している。
ということで、なんと4千万年後には日本の千島列島の東側に沈み込んでしまうのだ。
しかしハワイ諸島は、今でも一番南東に位置するハワイ島の次に新たな火山島を形成している。
ようするに太平洋プレートに乗っているハワイ諸島は、同時に北西に動いているわけだが、マグマの吹き出ているのは、活火山のハワイ島あたりなわけだ。
しかるにハワイ島が移動すことによって、吹き出ているマグマが隆起し、新たな火山島が形成されるというわけだ。
現にハワイ島の南東の海中には新しい島が隆起中で、既にロイヒと名前までついている。
ということで、そのうち千島列島の東側までハワイ諸島は点在して行くわけだ。
これはある意味楽しみである。
楽しみったって、見届けられるわけじゃないけどねぇ。
というか、それまで人類が生存しているのかも分からないが。
なんて、いまさらハワイ諸島の成り立ちはさておき、今日はその最初にできたカウアイ島の不思議な話なのだ。
カウアイ島は別名虹の島ともいわれている。
まあハワイや南の島では、運がよければ虹に遭遇するのは当たり前のようなことだが。
では、なぜカウアイ島が虹の島なのか。
虹のできる条件は、当然雨と太陽。
そう、カウアイ島は中央にそびえるワイアレアレ山に貿易風があたるため、山頂付近では一年のうち360日も雨が振っているほど降水量が半端ではないのだ。
それだけに、虹ができる確立も高いわけだ。
しかしそれだけではない。なんとカウアイ島では夜なのに虹がみれるのだ! 
夜の虹、ムーン・ボーといい神聖なものなのだが、当然それには条件がそろわなくてはならない。
まず満月の夜であること。
角度が42度から45度で、西に雨が降っていること。
といっても月の明るさは太陽の45万分の一。
厳しい条件だが、それだけに神秘的でロマンティックといえる。
まあ短い日程での旅行で遭遇するのは、ほとんど不可能かも知れないね。
虹といえば、覚えている方も多いだろうが、おととしだったか夕暮れの東京の空に、大きなダブルの虹が出現したことを思いだした。
あれは感動的な出来事だった。
大きさも凄かったが、なんといってもダブルだったのが凄い。
多分東京に暮らしていて、一生に一度見れるか見られないかの確立だったことだろう。
なんだか虹を見ると、明日に光が当たっているようで癒されるよね。

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| Walkin' | 14:00 | comments(0) | - |

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