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cafeの空耳 2015





                        Cafe の空耳・・・2015
                            いつもの事

先に部屋を出た君を見送るため、マンションの外階段へ出た。
外階段は隣りの家の新緑に覆われ、まるで小さな森のようだ。
軽やかに駆け下りる君の肩にはゆらゆらと木漏れ日が射し、君の鼻先には踊るように若葉がかすめていた。
僕は思わず「愛しているよ」と心の中でつぶやいた。
階段を下りきった君は振り返ると、両手を腰にあてながら、勝ち誇ったように足を開き、顎を少ししゃくりあげると涼しげに笑った。
                
「なんで?・・・なんで言ってくれなかったの!」
そういいながら、空っぽのワイングラスを悲しみで満たしていた、きのうの夜が嘘のように・・・・

                                   by Hide
| Walkin' | 16:15 | comments(0) | - |
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